中堅・中小企業の情報システム問題を「集合知」で解決する――こんなWeb2.0型サービスが15日(木)に登場した。中堅・中小企業の情報システムサポートを手掛けるテクネット(東京都千代田区、須田騎一朗社長)が開始した『シス蔵(シスゾウ)』がそれだ。
シス蔵は、いわば企業の情報システム担当者らが互いの知恵や経験を共有するブログ(コミュニティ)のようなもの。ある企業のシステム担当者が日常的にぶつかる問題を投稿し、それに対して別の会社の担当者らが随時応えていくという「Q&A」形式をとる。匿名制のため互いの企業情報が漏れる心配もない。
「情報システムは従業員の規模ごとに全く悩みが違うため、一般の雑誌メディアの情報では参考にならないことが多い。これが『集合知』というコンセプトにつながった」と須田騎一朗社長。
シス蔵のトップ画面では、情報システム問題を「OS/アプリケーション」「ハードウェア」「セキュリティ」など約10種類に分類し、それぞれ「Windows」「サーバー系」「ウィルス」などの項目に細分化。併せて、「投稿検索」(検索エンジンはOKWaveの「ASK-OK」を採用)や「最新の投稿・コメント情報」、「ニュース情報」(サイトの更新内容など)を掲載して利便性向上を図っている。
「玉石混交のコメントから価値あるものを区別できるよう、参加者らによる評価機能も加えた」(須田社長)
シス蔵への登録は無料で、年内5000会員、08年中に2万会員獲得を目指す。サービス開始にあたって、中堅・中小企業のIT担当者向けリサーチ専業のノークリサーチ(東京都足立区、伊嶋謙二社長)と提携しており、今後は同社の調査結果を元にした有益情報をメール配信するなど、サービスを拡充していく方針だ。
『シス蔵』トップ画面
http://www.syszo.com
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