ローカル線の生き残り戦略 vol.6
鉄道の産業史を楽しく学べる鉄道博物館


 JR東日本創立20周年の記念事業として、10月14日に鉄道博物館がオープンした。老朽化がすすんでいた交通博物館の展示車両などを移設、さらに規模を拡大したものだ。
 場所は埼玉新都市交通「ニューシャトル」の大成駅から徒歩1分。敷地面積は約4万平方b。「鉄道博物館に通じるプロムナードの天井にはダイヤグラム 、床には時刻表がデザインされている。鉄道ファンならずともワクワクするはず」と話すのは同館の五島剛さん。
 館内に入ると、まず目に入るのは巨大な車両の数々。鉄道の産業史を学ぶことができる「歴史ゾーン」があらわれる。北海道の開拓に使用した「開拓使号」など36の車両が展示されている。鉄道の黎明期(明治)、鉄道網が全国に広がりはじめた時期(大正)など、時代別に展示してあるので、鉄道の役割と変遷を知ることができる。
 見どころは、緻密なジオラマ再現された時代、時代の風景。とりわけ、昭和40年代の上野駅の16番ホームはレトロそのものだ。昭和初期から東北方面への玄関口として発展してきた上野駅の雰囲気が見事に再現されている。
 また「教育ゾーン」では切符の販売や車両のドアの開閉など、かつての駅員の仕事を体験したり、実物や模型を使って、電気回路など電車の仕組みを学ぶこともできる。鉄道博物館を訪ねて、あらためて鉄道の功績を見直し、次代の鉄道の役割を考えてみてはどうだろうか。

※シリーズ「ローカル線の生き残り戦略」は本稿で最終となります。





トップページに戻る

中国ニュース インデックスへ
地域経済ニュース インデックスへ
その他ニュース インデックスへ
コロンブスニュース インデックスへ

地域からの手紙 インデックスへ