“ナノテク”より小さな世界
「火事消臭」で飛躍期す!!(群馬県富岡市)

  「90%の人が要らないという商品・サービスにこそチャンスがある」と話すのは、光触媒事業を手掛けるジーティーシー(群馬県富岡市)の熊丸秀信社長。
 そんな熊丸社長が現在、力を入れているのは、光触媒を使った火事現場の消臭工事だ。火事現場のニオイの原因は、硫化水素、窒素化合物、アミン、アンモニアなどの有害物質。これらを独自の消臭剤「WF5000」や光触媒工法で消臭・分解し、モトの自然な状態に戻す工事だ。これまでのオゾン発生器を設置する方法などに比べて消臭効果が強力かつ割安(※)のため、ホームページ経由での注文や問合せが殺到。開始後約2年で、住宅公団や都営住宅ほか、竹中工務店や東急建設などの大手建設会社(の管理物件)で多数の施工実績を持つ。
 熊丸社長が火事消臭に取り組んだのは約3年前のこと。火事被害にあった知人から「何とかニオイがとれないか」と相談を受けたのがキッカケだそうだ。すでに光触媒を使った消臭・殺菌事業(アークフラッシュ)を手掛けており、さっそく「火事消臭」に絞った商品開発に取り組み、約半年で商品化にこぎつけた。「火事現場から発生するアセトアルデヒドなどの成分は“ナノテク”より小さな世界。完全に消臭するのはむずかしいため、今でもたえず改善をはかっている」と。
 火事消臭は市場規模1億円に満たないニッチ市場。先行メリットを活かして技術を磨き、躍進の原動力に育てる考えだ。

※東京都内。15坪(49.5u)、天井高2850mmのワンルームマンション一室全焼で25万円。

問合せ
(有)ジーティーシー
TEL0274-89-3666
http://bo-ken.com/





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