「軽トラ」でキャンピングカー、団塊世代に訴求
キャンピングカーに乗ってキャンプ場や日本一周旅行に出かけたい。団塊の世代の間でこんなニーズが増えている。が、日本の道路事情や駐車場スペースの事情を考えると、キャンピングカーで行けない場所はまだまだ多い。
そこでバンショップ・ミカミ(鹿児島県曽於市、見上喜美雄社長)が開発したのが軽自動車を改造したキャンピングカー「テントむし」。軽自動車の機動性とキャンピングカーの収納性を兼ね備えたクルマだ。スズキのキャリーをベースに、後部座席には対面・対座シートやテーブル設置。就寝時はシートを倒すだけ。さらに、可動式の天井を上げれば、2段ベッドになり、最大4人まで就寝可能。高さは2m以下なので、マンションの地下駐車場や立体駐車場などでも利用できる。価格は243万円から。団塊の世代や若い夫婦などを中心に広がっているという。
「これまでキャンピングカーといえば1000万円以上が相場。車両保険料や自動車税などの維持費も高い。日本の道路事情に合った低価格なキャンピングカーを作りたかった」と見上社長(48歳)は話す。
同社はもともと、普通車のキャンピングカー、福祉車輌、移動販売車、カスタムカー等の特種車両の製造販売を行っていた。が、「テントむし」発売後、一気に注文が殺到。すでに「来年の3月まで予約で埋まっている」そうだ。
この6月にはシャワー、トイレ、シンクなどの機能を搭載したテントむし用のキャンピングトレーラーも開発した。「軽トラ」を使ったこのキャンピングカー、日本のアウトドア需要をどこまで取り込めるか、注目したい。
問合せ
0986-72-3428
http://www.vs-mikami.com/
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