韓国の格闘技であるテコンドーが、中国で大人気だという。現在の競技人口は100万人を越え、道場は1000ヶ所以上もあるというからオドロキだ。北京市内の道場マップ付きの月刊『テコンドー』という雑誌まで出版されているという。おかげでテコンドーの胴着や武具を販売する市内のスポーツ用品店の売れ行きが好調とか。
テコンドーは、1988年のソウルオリンピックから公開競技として実施され、00年のシドニーオリンピックで正式競技として採用された。現在では世界中に普及しはじめており、さまざまな国の選手が入賞するようになってきた。中国には、1992年に韓国政府が公式に紹介し、急速に普及した。各地の学校が「心身と身体の両方を鍛えられるスポーツ」としてテコンドーを奨励するようになっており、四川省では小学校の必須科目にしようとしているという。
この5月には中国ではじめて世界大会である「第18回テコンドー世界選手権」が北京で開催され、124の国と地域が参加した。アテネオリンピックの金メダリストで、一番の注目選手だった羅微(72キロ級)は、結局銅メダルでおわってしまったが、来年の北京オリンピックでは捲土重来、優勝が期待されている。中国テコンドーは、確実に本家の韓国の背後に迫ってきている。
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