これからのベトナムビジネス

On 5月 24th, 2016, posted in: これからのベトナムビジネス, 書籍 by

ベトナムはドイモイ政策、世界貿易機関(WTO)への加盟を経て、着実に経済成長を遂げ、今後はTPPへの加盟でますます成長するといわれています。現にピーターソン国際経済研究所の調査ではベトナムの主要輸出品である衣料品の利益が2025年までに46㌫増の1650億ドルになるとされているなど、世界中から熱い注目を集めています。また、約9000万人という膨大な人口は市場としても大いに注目されています。そこで、本書ではベトナムビジネスに精通した著者陣が、ベトナムの過去、現在、未来を俯瞰し、いまベトナムビジネスに必要なビジネスポイントをピックアップ。ベトナムの経済成長の歴史を辿った後に、ベトナムの現状ベトナムビジネスの秘訣を現地目線でレポート、さらにはベトナムで積極的にビジネスを展開する東急電鉄やエースコック、ブレイクフィールド社などの事例を紹介しながら、現在のベトナムにおけるビジネスチャンスを浮き彫りにしていきます。また、最終章では今後のベトナムのトレンドを予測し、向こう10年、20年先のベトナムビジネスのポイントやビジネスチャンスを占っていきます。ベトナムビジネスにかかわっている方、これからベトナムビジネスを検討しようとする方にとって必読の一冊です。

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◆著者:蕪木優典、實原享之、工藤拓人、チャン・ グエン・チュン(共著)

◆著者代表:蕪木優典(I-GLOCALグループ代表)

〈プロフィール〉

1972年生まれ。94年慶応義塾大学経済学部卒業。96年朝日監査法人(現あずさ監査法人)に入所。2000年アンダーセンベトナム(現KPMGベトナム)に出向し、以来、ベトナムでのビジネスに携わる。同年、日本人で初めてベトナム公認会計士試験に合格し、ベトナム公認会計士登録。03年ベトナム初の日系資本会計事務所(現アイ・グローカルグループ)創業。2010年、カンボジア初の日系資本会計事務所創業。2011年カンボジア会計士協会に会計士登録。日本、ベトナム、カンボジアを往き来しながら「ワクワク経営」を実践中。 バリュークリエイトパートナー。

◆目次

1章:ベトナムの経済発展史

2章:ベトナムビジネスのポイント

3章:ヒートアップする不動産市場

4章:中間層の拡大とともに輝く日系企業

第5章:ベトナムの未来を占う

巻末付録:ベトナムビジネスQ&A

○ISBN 978-4-924508-21-7

○四六判/並製   

○定価1400円+税

持続的成長のための経営・財務合体 これからの時代の経営の「あり方」

On 5月 22nd, 2015, posted in: 持続的成長のための経営・財務合体 by

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〈内容説明〉
企業の持続的成長に必要なものは何か―。高度経済成長期からバブル崩壊まで、それは規模拡大であると信じられてきました。しかし、今の私たちはバブル崩壊、リーマン・ショックなどを経てそれがかならずしも持続的成長につながるとはかぎらないと知っています。では、今の時代に持続的成長をはたしていくには何が必要なのでしょうか。そのひとつの答えが、本書で紹介する「経営・財務合体」という考え方です。「経営」と「財務」を合体させるには、従業員全員が心をひとつにして、企業の想いや理念を大切にしながら、それに即した適正な財務体質をつくらなければなりません。と同時に、それらをきちんと世にアピールしなければなりません。本書では「経営」と「財務」を合体しなければならない時代背景、そして「経営」と「財務」を合体させるためのノウハウ(「見えない資産」を活用したワクワク経営、統合報告書の活用方法)などを紹介します。

〈著者略歴〉
蕪木優典(かぶらぎ・ゆうすけ)
アイ・グローカルグループ代表
1972年生まれ。94年慶応義塾大学経済学部卒業。96年朝日監査法人(現あずさ監査法人)に入所。2000年アンダーセンベトナム(現KPMGベトナム)に出向し、ベトナムでのビジネスに携わる。日本人で初めてベトナム公認会計士試験に合格し、ベトナム公認会計士登録。03年ベトナム初の日系資本会計事務所(現アイ・グローカルグループ)創業。日本、ベトナム、カンボジアを往き来しながら「ワクワク経営」を実践中

後藤 悠(ごとう・はるか)
(株)ファイブテン コンサルティング代表取締役
1977年生まれ。2000年に東京女子大学を卒業し、外資系企業のモトローラ(株)で通信の研究開発に携わる。05年外資系のソフトウェア会社から日本市場拡大のメンバーとして誘われ、経営管理コンサルティングおよび法人営業活動に従事。10年4月に(株)ファイブテン コンサルティングを設立。現在は経営管理・連結会計を主軸に企業経営に関するコンサルティングを展開

山﨑恵美(やまざき・えみ)
1983年生まれ。2007年慶応義塾大学商学部卒業。同年あずさ監査法人に入所。10年より私立大学での公認会計士・税理士コース非常勤講師、会計事務所職員、一般社団法人での震災復興支援コンサルタントを経て、12年2月よりミシガン大学グローバルMBAコースに留学。MBA取得後、(株)バリュークリエイト日本にて2ヵ月間のインターンを経て、現在は大手会計事務所で日本企業の海外進出支援に携わる

佐藤宏樹(さとう・ひろき)
1984年生まれ。2007年東京外国語大学ベトナム語専攻卒業。在学中にベトナム留学と同時にベトナムにてスモールビジネスの立ち上げを経験。同大学卒業後、(株)三菱東京銀行に入行。11年同行退社の後、日本/米国公認会計士資格を取得し、大手監査法人系財務アドバイザリーファームにて事業再生支援業務に従事し、事業/財務デューデリジェンス、中期経営計画の策定・検証、資金調達支援などに携わる

定価1200円+税

最新 大国中国の民衆白書

On 5月 22nd, 2015, posted in: 最新 大国中国の民衆白書 by

――中国最大手の民営調査機関が明かす急成長した中国20年の都市生活実態。

最新 大国中国の民衆白書

弊社代表の古川猛が監修した最新中国の都市生活者リポート。本書は過去20年間にわたって、中国最大手の民間調査機関「零点グループ」が行った市場・社会研究調査のデータをもとに、都市部に住むごく一般的な中国人の日常的な観点やライフスタイル、ものの感じ方といった実態を活写した力作。

中国人の生活はグローバル化やインターネットの普及などを経てどのように変化したのか、自国の歴史や政策とどのように向き合い、国際社会にどのような視線を向けているのか。本書にはこれらの疑問に対する答えがデータとともにシッカリと盛り込まれている。

また、80年代以降の中国人の生活実感の変遷、そしてあらたな政権運営のもとでの政治・経済・文化面での変化なども記録されているので、中国人の来し方・行く末を知るのに最適な一冊といえるだろう。これからの日中関係を考える際にはぜひ参考にしていただきたい。
〈著者略歴〉
袁 岳
1965年中国江蘇省生まれ。中国民営調査会社最大手、零点グループ(Horizon Research Group)創業者、取締役会長。創業サービスサポート機構「ペガサス」(飛馬旅)発起人。フリージャーナリスト。中国市場調査協会(CMRA)副会長。北京大学社会学博士、西南政法大学法学修士、社会活動家。ハーバード大学ケネディ政府学院MPA。2007年イェール世界学者に選ばれる。「日本経済新聞」、「中国経営報」、「財経時報」、「商務週刊」への寄稿、テレビの経済番組の司会を務めるなど、国内外で幅広い講演、執筆活動を展開している。経済学、社会学、法学分野の著書も多数あり、執筆された本は40数冊にのぼる。
張軍
中国民営調査会社最大手、零点グループ(Horizon Research Group)最高業務執行責任者(COO)。ヨーロッパ世論・市場調査協会 (ESOMAR)中国代表、アメリカ・マーケティング協会(AMA)会員、中国市場調査協会(CMRA)会員。アメリカのジョージ・ワシントン大学にてMBA(マーケティング学専攻)取得、中国人民大学経済学修士課程修了。16年にわたる市場調査とコンサルタント業務の経験を持つ。ブランドマネジメント、中国の消費文化、新製品開発などのテーマで、これまで多くの国内外企業及び会議において講演を行ってきた。マーケティング関連の専門書を多く出版している。

顧 暁次郎
株式会社 三明インターナショナル(SMI)代表取締役社長。中国上海生まれ。1982年中国の大学を卒業し、5年間働いた後1987年来日。1993年埼玉大学情報工学科卒業後、大手電機メーカー横河電機に就職。1999年退社、アメリカのビジネススクール「Thunderbird」に入学。MBA取得後2001年再び来日。KPMGコンサルティング株式会社(当時社名)においてサプライチェーンマネジメント(SCM)のコンサルタント、ERP導入など経験。KYMCO Japan株式会社(当時社名)の代表取締役社長として台湾製スクータの日本市場での拡販、経営マネジメントを経験。現在日中間企業のマッチング、ビジネスパートナーの紹介、合弁・買収対象会社の調査、マーケティング戦略立案など、投資企画から事業確立までを支援。実績として、中国国営大手企業、「上海電気」による日本工作機械名門企業、「池貝鉄工」の事業買収、再生事業に参加、中国民営LCC大手春秋航空日本法人の設立などに参画。2007年日本国籍を取得。

※零点グループ(Horizon Research Group)は、中国民営市場調査会社の先駆けとして1992年北京で設立された。現在市場調査、経営コンサルティング、データベースのサービスを提供する三位一体の構造から形成されている。ヨーロッパ世論・市場調査協会 (ESOMAR)の中国代表機関であり、米国経営コンサルタント協会 (AMCF)の元中国代表機関。中国市場研究協会(CMRA)のコアメンバー。世界の45か国を超える国に業務提携パートナーを有している。日本の窓口は三明インターナショナル(SMI)になっている。
発行/東方通信社
監修/古川 猛
原著/袁岳、張軍
編著/顧 暁次郎
定価/1500円+税

キャリア教育で「人間力」が伸びる 「タイに子ども用車椅子を届けよう!」プロジェクトが示す新たな教育スタイル

On 5月 22nd, 2015, posted in: キャリア教育で「人間力」が伸びる by

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〈内容説明〉
著者の小泉京美・相模女子大学准教授は元CAというキャリアを生かして、観光やホスピタリティについて指導する一方、学生のキャリア教育、とりわけインターンシップをはじめとした体験型授業に力を入れており、本書ではキャリア教育の重要性とその活用方法を紹介しています。

その一例として取り上げるのは地域貢献度JATA(一般社団法人日本旅行業協会)主催の2011年学生国際交流プロジェクト「世界はひとつ。日本の「ARIGATO」を伝えよう!」プロジェクトで優秀賞を受賞した「タイに子ども用車椅子を届けよう!」プロジェクト(小泉ゼミが企画運営)。

タイに子ども用車椅子を届けるというボランティア活動を通して、体験型授業の効能とそれを効果的に機能させるためのポイントなどを紹介します。学生と企業の就職におけるミスマッチが叫ばれるなか、新たな大学教育のあり方を考えることができる内容になっておりますので、教育関係者はもちろん、学生やその親御さんにも参考にしていただきたい一冊です。

〈著者略歴〉小泉京美(こいずみ・きょうみ)

東京生まれ。明治学院大学法学部卒業。日本航空㈱に客室乗務員として入社。国内・国際線の先任客室乗務員として機内業務統括、外国人の訓練教官などの業務に従事。

フライト業務のかたわら、立教大学大学院ビジネスデザイン研究科で経営学修士課程修了、MBA取得。2010年退社。現在、相模女子大学学芸学部英語文化コミュニケーション学科にて、准教授として観光・ホスピタリティ産業、キャリア教育を担当する。企業の人材育成を研究し、企業の社員教育の講師も務めている。

著書は『企業価値創造の経営』『経営戦略ケース集』『海外駐在員のための教科書』『タイで起きる問題と解決のための教科書』『タイをもっと知る なるほど豆知識』(いずれも共著)など多数。

〈目次〉

第1章 キャリア教育のあり方

第2章 インターンシップとゼミ活動

第3章 求められるグローバル人材

○定価1500円+税

いま伝えたい 福島からの声

On 5月 22nd, 2015, posted in: いま伝えたい 福島からの声 by

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〈目次〉

はじめに
第1章:首長の声編
第2章:民間人の声編
おわりに

定価1600円+税

東日本大震災、福島第一原子力発電所事故から4年もの月日が経過したが、多くの福島の人々はいまなお復興の最中にある。はたして、復興の最前線に立つ福島の人たちはどのような思いを抱きながら、日々の生活を送っているのか。

本書では政治、経済、メディア、教育、メディアなど総勢122名の福島県民のあらゆる〝声〟を収録。

また、巻末には馬淵澄夫氏(衆議院議員/元内閣総理大臣補佐官)との対談記事も収録、福島第一原発事故の際に陣頭指揮にあたった経験談、そしてその時に得た教訓について語ってくれた。東日本大震災を風化させないためにも、今こそ「福島からの声」に耳を傾けてほしい。