中国でのバレーボール人気は浮き沈みが激しいが、ここのところ盛り返してきているようだ。バレーボール人気がもっとも高かったのは80年代。女子チームが81年、85年のワールドカップ、82年の世界選手権、そして84年のロサンゼルスオリンピックと次々と世界大会を制し、まさに絶頂期だった。ところが、当時の選手たちが引退した後は、レベルの低下とともに人気も急落してしまった。
この状況を打破しようと発足したのが1996年の中国バレーボールリーグ。しかし、発足当初は知名度が低く、スポンサーもつかず資金不足に悩まされた。それでもホームアンドアウェー方式によって、地域での試合が増えたことにより、しだいに地域に根付いていった。そしてリーグ4年目に大手電子機器メーカーが長期のスポンサーになったことで、ようやく運営体制が安定しはじめた。
現在のチーム構成は男女ともに16チーム。北京、福建、広東、河北、河南などの地元チームのほか、航空航天大学(北京)、復旦大学(上海)、南開大学(天津)などの大学チーム、中国人民解放軍系のチームなども参加している。また、天津ブリヂストンという日本企業のチームも参加。ブリヂストンの子会社であるブリヂストン天津が出資しており、02年から04年にかけて3連覇を達成したほどの強豪だ。
競技レベルも飛躍的に向上しており、中国代表チームも再び強豪の一員に。04年のアテネオリンピックでは、ついに女子チームが金メダルを獲得した。この勢いにノッて北京オリンピックでの優勝も期待されている。
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