若い才能に期待がかかる中国の陸上競技

 中国の陸上競技界でもっとも期待されている選手が110mハードルの劉翔だ。トラック種目はアジア人にとって不利といわれているなか、劉翔は04年のアテネオリンピックで金メダルを獲得。現在も世界記録保持者(12秒88)として活躍しつづけている。当然、北京オリンピックでの金メダルも期待されている。しかし、劉翔以外の選手は苦戦を強いられるのではないかという見方が強い。やはり体格に恵まれた欧米系、アフリカ系選手とのカベは依然として高いからだ。ちなみに、これまで中国が陸上競技で金メダルを獲得できたのは、女子10km競歩の陳躍玲(92年バルセロナ)、女子5000mの王軍霞(96年アトランタ)、女子20km競歩の王麗萍(00年シドニー)、男子110mハードルの劉翔(04年アテネ)、女子10000mケイ恵娜(04年アテネ)の5人のみである。
 それでも中国では、早い時期から市・省・国家クラスで若い才能ある選手の育成に力を入れ、訓練している。その成果として、昨年、北京で開催された第11回ジュニア陸上競技世界選手権ではメダルの数が第1位に。はたして、ここで活躍した選手たちが北京オリンピックでどう活躍するか、はやくも耳目を集めている。





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