柔道が日中交流の架け橋になる

 日本が生んだスポーツ、柔道。現在は、海外選手の実力も上がり、日本選手が苦戦するようになってきた。中国で柔道の普及はまだ進んでいないが、女子柔道の方は確実に力をつけてきている。
 2004年アテネオリンピックでは、48kg級で高峰が銅メダルを獲得(日本の谷亮子は金)。52kgでは洗東妹が金メダルを獲得。70kgでは秦東亜が銅を獲得(日本の上野雅恵は金)。78kgでは劉霞が銀を獲得(日本の阿武教子は金)。78kg超級では孫福明が銅を獲得している(日本の塚田真希は金)。
 その後、06年のドーハアジア大会では、48kg級で高峰が、78kg超級で劉歓縁が金メダルを獲得し、日本勢の背後に迫ってきている。
 それとは対照的に中国の男子柔道はまだまだ発展途上にある。まずは柔道の普及を目指そうと、日本の協力を得ながら活動をつづけている段階だ。その一環として、日本外務省の『草の根支援』プログラムを活用して、中国の青島に柔道場が建設されることになった。昨年11月にはそのための調印式が、青島市および青島柔道協会と在中国日本大使館との間で行われた。今後は青島市で柔道の普及を目指し、ナショナルチーム選手や指導者の育成を目指していく。“柔道”が日中交流の架け橋となることに期待したい。





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