北京オリンピック射撃で金メダルの夢をかける44歳の選手

 射撃は、中国はロシアと並ぶ強豪のひとつ。04年アテネオリンピックでは4個の金メダルを含む9個のメダルを獲得した。射撃で有名な中国人選手は、許海峰(ロス五輪で中国最初の金メダルを獲得)、王義夫(6回連続で五輪に出場。アテネではエアピストル10mで金メダル)、張山(バルセロナで金メダル)、高娥などがいる。
長老格の高娥は当年とって44歳、女性のクレー射撃選手だ。アテネのダブルトラップとシドニーのトラップで銅メダルを獲得しているものの、金メダルにはまだ手が届いていない。北京オリンピックでの金メダル獲得は悲願だが、高齢による衰えを心配する声も多いという。
 だが、彼女は技術力がものをいうクレー射撃に年齢は関係ないと反論し、奮闘している。事実、その努力は実を結び、今年3月14日に行われた射撃ワールドカップ選抜大会イタリア戦では女子トラップで1位をマークした。
 専門家によれば、クレー射撃の選手に要求される能力のレベルは非常に高く、自分をコントロールするだけでなく高い適応力や反応力、調整力が必要になるという。そのため、育成に長い時間がかかり、30・40代になって華がひらく選手が多いという。高娥はまさに「今が旬」といっても過言ではなさそうだ。なお、彼女をライバル視する日本の竹葉多重子(アテネオリンピックトラップ女子8位入賞)も今年、41歳。ふたたびオリンピックで高娥と対決するか、注目したいところである。






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