車内誌・機内誌も充実してきている中国

 今年の1月より、中国で「弾丸列車」と呼ばれる新幹線が営業を始めた。この列車は、あくまで「中国産」だが、日本の技術が多用され、車両も日本の新幹線とソックリ。広大な国土を高速で走る姿はまさに「弾丸」で、広大な大陸を移動する新しい手段として利用されている。現在は北京、天津、徐州、上海、南京などを結んでおり、北京オリンピックまでには停車駅を拡大する考えだ。 
現在、車両には調和を意味する「和諧」の意を込めて、「和諧号」とネーミングされている。ここ最近、「和諧」という言葉は、持続可能な発展を目指す中国政府の新しいスローガンとして、あらゆるところに頻繁に登場している。
 さて、日本の新幹線に似ているのは見た目だけではない。車内サービスもあわせて向上してきている。そのひとつが車内誌だ。和諧号には『和諧之旅』という雑誌が席に置かれており、内容・紙質ともに充実している。内容は、「和諧号」の紹介、観光地案内、芸能・映画、新車紹介、経済ニュース、そして時刻表とさまざまな乗客が楽しめるように作成されている。
 これと同じく飛行機に置かれている機内誌も紹介しておきたい。中国系の飛行機には、中国民用航空総局が発行する『中国民航』が置かれている。内容は通常の機内誌と同じで、世界の観光スポットの紹介やブランド品の時計、ワインなどの紹介、芸能、経済ニュースなどが掲載されている。また、中国民用航空総局は『中国民航報』という新聞も発行し、機内で配布している。主に中国最新の航空事情を伝える内容になっている。
 中国は北京オリンピックに向けて、交通インフラだけでなく、中身のサービス向上も急ピッチで進めているようだ。




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