中国広告事情
中国の空港にある広告
中国の都市部に溢れている広告。広告を見れば「中国の今」がわかる。広告主は携帯電話にパソコン、菓子、マンション業者など。しかも、そのいくつかは中国で有名なスターやスポーツ選手を起用し、商品をアピールしている。北京オリンピックを控えているせいか、スポーツ選手の広告が増えており、なかでもNBAスターの姚明はいたるところで目にする。
タクシーの後部座席に置かれている広告にも注目してみたい。都市部のタクシーでは、ビジネスマンを対象に不動産やローンなどの広告がよく置かれている。また、上海では、ダイエット機器や豊胸機器の手法も多い。健康や美容がブームになっていることがうかがえる。
怪しいところでは、信号の待ち時間にマッサージを紹介する広告をタクシーに投げ込んでくるといった荒っぽい広告も。これには度肝を抜かれる。広告には携帯電話の番号が書かれており「やさしい女性がマッサージで癒します」などと書かれている。
さて、肝心の日本企業の広告だが、なぜかほとんど見られない。携帯電話といえばノキア、モトローラ、サムスンだし、パソコンはレノボグループや方正集団のように中国メーカーのものが目立つ。数年前ならば、東芝のノートパソコンやソニーのウォークマン、キヤノンのデジタルカメラなどの広告が目立っていたのだが。
中国メーカーの台頭、力を発揮できないでいる日本メーカー、依然として元気な欧米メーカーといった縮図を広告は伝えているようだ。
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