在日華僑・華人研究者が環境問題をテーマにシンポジウム開催
「砂漠化防止のための植林、水質調査など」について講演した昭和大学の郭試瑜副教授

 07年12月16日、昭和大学で「第十回21世紀中国発展シンポジウム」(主催は中国留日同学総会、全日本中国留学人員友好聯誼会)が開催された。このシンポジウムは、日本で活躍する研究者たちが、中国の発展を目指して研究成果を発表していくもので、今回のテーマは「環境問題」。集まった100名近い在日華僑・華人たちが熱心に教授たちの研究成果に耳を傾けていた。なお、中国大使館からは、于淑媛総領事、魏[金由]原教育部二等書記官がお祝いに駆けつけ挨拶をした。
 はじめに三通国際商事(株)李振声社長が「現代社会の農産品、食品安全問題」について講演。次に昭和大学の郭試瑜副教授が「砂漠化防止のための植林、水質調査など」について講演した。その他、順天堂大学の汪先恩副教授が「環境異常とアレルギー性疾患について」などを発表した。
 前出の魏氏は「中国の経済発展がすすむにつれ、社会問題も大きくなっています。こうした危機的状況にこそ、日本で活躍している研究者たちの力が必要なのです。このシンポジウムは、祖国のため、そして日本のためにできることは何かを確かめあう絶好の機会なのです」と話した。オリンピックを目前に控えながら、国際社会からはさまざまな問題を指摘されている中国。それだけに、中国人自らの努力が問われていきそうだ。




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