中国投資公司 日本市場へ進出準備

 07年9月、中国政府が設立した「中国投資有限責任公司」が、世界の金融市場から注目されている。同社は、中国政府が100%出資した投資企業で、政府に代わって巨額の外貨を運用する企業。中国政府は資本金として2000億ドルを出資し、アメリカブラックストーングループの株式10%を30億ドルで購入するなど、海外投資をすでに開始している。
 加えて、日本投資のエキスパートを世界中から集めて「日本部」を設立し、日本進出も視野に入れているという。中国経済新聞は「日本には世界的な技術を持ちながらも、バブルの後遺症に苦しんでいる企業が多くある。こうした企業が主要なターゲットになるのではないか」と報じている。三洋電機やサッポロビールのように、欧米企業の買収候補として危機にさらされている大企業は多い。これに中国投資企業が加わる可能性があるのだという。はたして、それは吉と出るのか凶と出るのか、金融関係者たちの関心事になっている。




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