第4回日中記者懇談会が開催!! 日中報道の指針を話し合う
日中の記者があつく議論

 12月20日、第4回日中記者懇談会が都道府県会館15F(東京・千代田区)で行われた。これは、日中の記者同士が交流し、日中間の報道の発展に役立てようというもの。主催事務局は、中国国際放送局・北京放送東京支局と東方通信社。日中を代表する大手メディアに加え、今回から週刊誌の記者たちも加わり、16名が参加した。
 まず、事務局より11月24日、25日に開催した「第17回日中友好の声日本語中国語弁論大会」「第3回日中友好の声全中国日本語弁論グランドチャンピオン大会」の報告が行われた。ここで天津・北京大会プロ組で優勝した劉馳さんのスピーチ原稿(07年12月号に掲載)を紹介。彼は東京オリンピックで銅メダルを獲得しながら、国民の期待≠ニいう重圧から自殺してしまった悲劇のランナー、円谷幸吉氏を題材に取り上げ、「オリンピックは参加することにこそ意義がある」と訴えた。今、中国はまさにオリンピック熱に沸き立っており、メダルの数や成績にのみ関心が集まっている。それだけに、劉さんの主張は中国の記者たちにも新鮮な驚きを与えた。
 その後も、日中の記者同士でさまざまな話に華が咲いた。科技日報の陳超東京支局長は「来日してから、すでに6年。日本のことに詳しくなると同時に、わからないこともたくさん出てきました。ただ、日本は中国脅威論におびえすぎ。日本の経済力、技術力は強固なもので、すぐに崩れるようなものではないと感じています」と。同様に日本の記者からも「中国に長く赴任したが、ひとつわかると同時にいくつもわからないことが出てきた」と。それだけ、真の理解には時間がかかるということかもしれない。
 来年からは、著作権、環境、食品、教育といったテーマを決め、定期的に勉強会を開催していくことが決定した。それぞれの専門家を招き講演会なども予定している。
 現在、中国の話題は、悪いニュースが先行しがちだが、中国を抜きにしては、日本経済が成り立たないことも事実。ますます報道のあり方が問われるだけに、この懇親会の役割も大きなものになっていきそうだ。




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