中国人は日本人より韓国人が嫌い
中国の『国際先駆導報』(新華社、12月10日発行)が中国人の隣国に対する意識調査を発表したところ、一番好きな国はパキスタン(28.0%)、次いでロシア(15.1%)、日本は3位だった(13.2%)。対して一番嫌いな国は、韓国(40.1%)、次いで日本(30.2%)、インドネシア(18.8%)だった。この結果に多くの人が驚いている。複雑な歴史的経緯からいって、嫌いな国のトップは日本が定番のはず。なぜ韓国が日本を抜いて嫌われているのか、と。
たしかに、このところ中韓間ではいくつかのトラブルがあった。そのひとつが「高句麗問題」である。これは、高句麗(紀元前37年頃〜668年)は中華帝国の周辺国家だったという中国側の認識と、高句麗は朝鮮民族による独立国家という韓国側の認識が真向うから対立した問題である。高句麗は、唐と新羅の連合軍にやぶれて滅亡し、このことが中国側の主張の根拠になっている。しかし、韓国としては、歴史の問題にまで肥大化する中国がおもしろくないといったところ。韓国企業の執拗ともいえる中国市場への進出は、こうした不満――古代の宗主国と属国という関係も含めての現れなのかもしれない。ただ、経済力を背景に中国を我が物顔で歩く韓国人の姿に中国人は不満のようだ。北京は韓国人留学生が多く、韓 国村まであるが、素行不良の韓国人によるトラブルが頻発しているという。
また最近は韓国の動向もエスカレート気味のところがあり、あきらかに中国起源のものを「韓国起源」と称する例も多くなってきている。たとえば「孔子は韓国人」「漢字は韓国人がつくった」といったことは、普通はネット上の冗談だが、韓国の一部の大学教授は本気で主張している人もおり、問題の根深さを感じる。東アジアには、まだまだ多くの問題があることを再認識して交流していかなくてはならないようだ。
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