シリーズ・加熱するオモチャ業界の年末商戦をレポートvol.1
オモチャ業界は少子化を打開できるか


 06年度の国内における玩具市場の規模は、店頭価格ベースで6400億円。前年度比93.7%だった。近年、この減少傾向はつづいており、ここ5年間の動きを見てみると、玩具市場全体では7132億円から6400億円と10.3%減になっている。(社)日本玩具協会の稲増和夫さんは「売上げ減少の最大要因は少子化です。オモチャは基本的には子どもの遊び道具。そのため、子どもの数が減れば、自然とオモチャの売上げも減少してしまうのです」と。また「テレビゲームやケータイで遊ぶ子どもが増えたため、従来のオモチャを買わなくなってしまったのではないか」とも。
 が、このオモチャ不況のなか、逆に売れているジャンルもあるという。06年度のデータを見ると、前年比でプラスになっているのは「ぬいぐるみ」「知育・教育」「ホビー」「ジグソーパズル」「男児玩具」「雑貨」の6ジャンル。その内容を見てみると「従来の子ども向けオモチャというよりも、大人も楽しめるような『大人向けおもちゃ』が占めている」と稲増さん。どうやら売れ筋は大人向けか。各メーカーとも少子化対策の一環として、大人向けオモチャに力を入れているようだ。
 というわけで、オモチャメーカーが実際にどのような商品に力を入れているのか、年末商戦の動きとともに紹介していきたい。





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